十人十色の音楽発表会|子供の好奇心は色とりどり

十人十色の音楽発表会|子供の好奇心は色とりどり
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先日、我が家の3歳男児が通う保育園のMusic Performanceがありました。

3~4歳のクラスに在籍しており、20名弱のクラスなのですが、子どもそれぞれが違った育ち方をしているのがとても面白いなと感じたので、今日はそのことについてご紹介したいと思います!

我が家の3歳男児のパフォーマンス

我が家の3歳児は、1歳半から保育園に通っていて、今回で3回目のパフォーマンスを見せてくれました!

2歳になりたての1回目は、一応音楽に合わせて横に動く(一応リズムに合わせていると思う…)だけ。それだけでも、親的には感動しました!!
3歳になりたての2回目は、割と振り付けもできるようになったものの、仲良し友達と舞台でふざけ合う感じ。だけど、いっちょ前に振り付けしている姿は嬉しくなりました!

そして、今回が3回目でしたが、大きな声で頑張って歌ってました。
残念ながら音は取れていませんでしたが、飛び跳ねたり、振り付けもしっかり音楽に合わせて、かなりレベルが上がってました!

親二人が目の前で見ていたので、目を合わせると笑ってしまうからか、一生懸命目を逸らせ、歌いきっている姿に、こっちがニヤついてしまいました(笑)

十人十色のパフォーマンス

こういう発表会では、我が子ばかりを見てしまうのですが、20人ほどの同級生の様子を見ていると、子供毎に全然違って、とても面白かったです。

歌大好き、踊り大好きな子

我が子の隣にいた女の子は、歌がとても上手で、振り付けも抜きんでて上手い子でした。

きっと、歌って踊るのが大好きで、歌のクラスの後は、お家でもたくさん練習したのだろうと思います。

ちなみに、我が三歳男児は、家で口ずさむこともなく、何を歌うかもわかってない状態でした…恐らく、その子が隣にいたから、パフォーマンスできたのだろうと思います(笑)

人前でもじもじな子

普段は、我が子と共にこれでもかというくらい騒ぎ倒している男のが、本番ではもじもじだったのは、なんかギャップが可愛かったです。

きっと彼は体を動かすことや好きなヒーローを知る尽くすことは好きだけど、音楽はそこまで好きではなかったんでしょう。

上手く歌えないけど、大きな声で一生懸命な子

あと、決してうまいわけではないけど、一生懸命大きな声で歌っている子もいました。

その子は1歳下でしたが、自分ができるようになったことが嬉しくて、それを一生懸命に表現しているように見えました!

どの子も、心をくすぐる素晴らしいパフォーマンスばかりでした!!

パフォーマンスを見て思ったこと

同じパフォーマンスのために頑張りすぎない

僕は今の保育園が気に入っていますが、今回特によかったと思ったポイントは、「子どもたち皆が完璧に歌って、パフォーマンスしているわけではない」という点です。

3~4歳(年少)クラスは、そんなものなのかもしれませんが、歌や踊りに好奇心のある子は、その好奇心を爆発させてあげ、興味がない子はに特に強要をしようとはしていなかったところがいいなポイントでした。

発表会では、ついついちゃんと皆でとなりがちだと思います。ですが、そこは頑張りすぎず、ありのままの子どもたちを見れるようにしてくれたのがとてもよかったです。

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親の姿勢と幼稚園・保育園での接し方

子どもの好奇心を探し出し、探求していこうという視点においては、興味があれば、ただただ見守るのがいいと思います。そして、興味がなければ強制しない接し方が非常に重要だと思います。

幼稚園・保育園の先生方には集団生活をさせる中では負担になるのかもしれませんが、子供によって興味を見出すポイントは違うので、ありのままでいいというのが個人的な意見です。

ただ、その大前提としては、親が子供のパフォーマンスの出来を期待しすぎないことだと思います。

パフォーマンスの出来を期待されていると、先生方は、その期待値に合わせて子供を指導することになるはずです。興味が薄く、上手くやらないもしくはできない子も何とかさせようと…

知り合いの幼稚園の園長先生から聞いた話で、正に上記の実体験の話をご紹介します。

幼児によるクラス作品を一定のレベルにしようと、担任の先生が結構誘導したり、手を入れて、見栄えの良い作品にしようとしてしまっていた。
大人の誘導が当たり前の中で子供が育ってしまつと、答え無しでは中々動けない人になってしまう可能性が高くなるように思う。その習慣をなくしたいと、保護者の方に事前にパフォーマンスの出来は期待しないでくださいと伝えている。
そうすることで、子ども自身が自由に表現できるようになり、興味関心から動けるようになってくる。
副次的に、先生の負荷も減って、本来向き合うべき問題に集中もできるようになったので、二重でよかった。

幼児期の出来は誤差

特に3~4歳の時期は、月齢によって「できること」「できないこと」の幅は広く、得意なこと不得意なことも、子供によってバラツキも多いですよね。

今の時期、字が書けなかったとしても、上手に話せなくても、上手に歌えなくても、上手に絵が描けなくても、長い人生で見れば、誤差でしかないと思います。

今、子たちに必要なことは、好き、面白そうの機会とたくさん出会い、とことんその好奇心を追究してみることかと思います。

もう少し年齢を重ねると、最低限必要なことは出てくるかもしれませんが、それは好奇心を探究していく中で、必要があれば、自ら学んでいくと思います。

なので焦らず、特に幼いうちは好きなことをガンガンやらせてみるでいいと思います!

まとめ

我が子のMusic Performanceからだいぶ話が逸れてしましました。。。

言いたかったのは、

  • 子どもは十人十色で面白い!本当に楽しくて歌っている子もいれば、発表だと頑張る子、全く興味を持てずモジモジしている子 etc.
  • 興味関心は子供それぞれなので当たり前で、パフォーマンスの出来に一喜一憂するのではなく、長い目で見守ろう!
  • 親の密かな期待から先生達が頑張ってしまわず、「子供の好奇心を探し出し、育てる」という本当に大事なことのお手伝いをしてもらいたいことをちゃんと伝えていくことが大事!

という話でした!

周りの子ができていると、少し焦りますが、気長に、いい意味で放置プレイをしていきましょう!!